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学術用語 エマージェンスプロファイル
エマージェンスプロファイル(emergence profile)
- エマージェンスプロファイルは、歯または補綴歯冠の唇・頬面の輪郭の一部で、歯肉溝底部から遊離歯肉縁を過ぎて立ち上がる範囲を指します[2]。
- エマージェンスプロファイルは、歯冠の歯頸側1/3において、直線またはS字カーブの形状を持ちます[2]。
- エマージェンスプロファイルは、補綴と歯周組織の生物学的に調和が取れた形態を実現するために考慮されます[3]。
エマージェンスプロファイルは、歯冠修復物の形状や立ち上がりの角度を指し、適切な形状と角度が重要です。これにより、歯肉の炎症や補綴物の寿命を改善することができます[4]。
エマージェンスプロファイルについての情報は、歯科の文献や専門の歯科辞書で詳しく説明されています。歯科医師との相談を通じて、個々の状況に合わせた適切なエマージェンスプロファイルを設計することが重要です。
Citations:
[1] エマージェンスプロファイル – Quint Dental Gate – キーワード https://www.quint-j.co.jp/sp/web/keyword/keyword.php?no=35671
[2] Emergence profile[エマージェンスプロファイル] | 大阪市のインプラント専門歯科 https://www.implant-osaka.com/glossary/e/emergenceprofile/
[3] エマージェンスプロファイル − 歯科辞書 – オーラルスタジオ https://www.oralstudio.net/dictionary/detail/1932
[4] エマージェンスプロファイル – みんなの歯学 https://minna-shigaku.com/category26/entry488.html
[5] エマージェンスプロファイル – 池袋はならび矯正歯科・神谷 https://www.kdc-ikebukuro.com/dentalterminology/2022/11/%E3%82%A8%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB.html
[6] [PDF] Title クラウンのマージンはどこに設定すればよいのか教えて ください。 Author(s) 齋藤, 淳; 佐藤, – 東京歯科大学 https://ir.tdc.ac.jp/irucaa/bitstream/10130/2941/1/112_647.pdf
インプラントにおいてのエマージェンスプロファイル(emergence profile)
インプラント治療において、上部構造(クラウンやブリッジなど)がインプラント周囲のソフトティッシュに自然に調和するように形成される部分のことを指します。以下に関連する情報をまとめました。
- エマージェンスプロファイルは、インプラント周囲のソフトティッシュと上部構造の接合部分の形状や輪郭を指します[1]。
- エマージェンスプロファイルは、上部構造が自然な見た目を持ち、周囲の歯やソフトティッシュと調和するように設計されます[1]。
- エマージェンスプロファイルの形状や輪郭は、インプラントの位置や角度、周囲の骨の形状などによって異なります[1]。
- エマージェンスプロファイルの形成には、インプラントの位置決めや上部構造の設計が重要です[1]。
- エマージェンスプロファイルの形状を適切に再現することで、治療結果が自然な見た目を持ち、周囲の歯と調和することができます[1]。
エマージェンスプロファイルは、インプラント治療において自然な見た目を実現するために重要な要素の一つです。インプラントの位置や周囲の骨の形状などに応じて、適切なエマージェンスプロファイルを設計することが必要です。またさらにエマージェンスプロファイルを細かく分類するとサブジンジバルカントゥアー とスープラジンジバルカントゥアーにわけることができます。
サブジンジバルカントゥアー スープラジンジバルカントゥアーとは?
サブジンジバルカントゥアー(subgingival contour)
歯肉溝内から歯肉縁までの歯肉縁下部の歯冠修復物の形態を指します[5][6]。一般的には、歯肉縁下部の形態を再現し、自然な見た目と周囲の歯との調和を実現するために重要な要素です。
スープラジンジバルカントゥアー(supra-gingival contour)
歯肉縁上部の歯冠修復物の形態を指します[5]。歯肉縁上部の形態を適切に再現することで、歯冠修復物が自然な見た目を持ち、周囲の歯と調和することができます。
これらの用語は、インプラント治療や補綴治療において、自然な見た目と機能を実現するために重要な役割を果たします。歯肉縁下部や歯肉縁上部の形態を適切に再現することで、治療結果の美しさや持続性が向上するとされています。
Citations:
[1] [PDF] インプラント周囲炎:コンセンサスと診療ガイドラインを読み解く http://web.apollon.nta.co.jp/jsps63/files/program/08_symposium3.pdf
[2] [PDF] 2020Vol.34 OSAKA ACADEMYOFORAL IMPLANTOLOGY – 大阪口腔インプラント研究会 https://www.osaka-implant.com/pdf/kaihou34.pdf
[3] インプラントの基礎知識 https://www.kumagaishika.info/blank-54
[4] インプラント周囲炎とレーザー 6/6 https://www.shien.co.jp/book/sample/s1/8307/pageindices/index6.html
[5] サブジンジバルカントゥア – Quint Dental Gate – キーワード https://www.quint-j.co.jp/sp/web/keyword/keyword.php?no=35645
[6] サブジンジバルカントゥア | 医療法人さかの歯科 https://sakanoshika.com/dblog/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%A5%E3%82%A2/